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雛祭(ひなまつ)り
2022-02-24
3月3日は雛祭りといって、女の子のすこやかな成長(せいちょう)と健康(けんこう)を願(ねが)う「桃(もも)の節句(せっく)」の行事(ぎょうじ)です。
雛祭りには「ひな人形(にんぎょう)」と呼(よ)ばれる人形を飾(かざ)ります。
このひな人形、関東では「関東雛」、関西では「京雛」と呼ばれ、置き方や人形の顔つきが違います。
「関東雛」は右側に男雛、左側に女雛が座(すわ)り、目鼻立(めはなだ)ちがはっきりした顔つきです。
「京雛」は左側に男雛、右側に女雛が座り、目が細めでおっとりした顔つきです。
日本は昔、京都に都(みやこ)がありました。
その頃は左側に位(くらい)の高い人が座るというのがルールであり、その時のルールが京雛には残っているため、
現代風(げんだいふう)に変化(へんか)した関東雛と昔の伝統(でんとう)を引き継(つ)ぐ京雛で違いがあるようです。
日本は地域によって、食べ物の味が違ったり、話し方が違ったり、今回のように文化が違ったり…
あちこち旅してみて、違いを楽しむのもいいかもしれません